プリパラを振り返る
プリパラ。
それは女の子が年ごろになるともらえる”プリチケ”(生理の暗喩ではない)を使い、誰もがトモダチ・アイドルになれる世界のことである。
全140話の放送が終了し。今春からアイドルタイムプリパラが放送スタートした。
女児向けアニメ版ボボボーボ・ボーボボと言われたプリパラは、ボーボボの名に恥じない内容であった。
具体的に言えば、エログロ以外公式が全部やってんじゃねーか、という狂気に満ちた内容だった。
・みーんなトモダチ!みーんなアイドル!
これは主人公の真中らぁら(すごい名前だ)がことあるごとに発言するキャッチフレーズである。この番組の恐ろしいことは、このテーマに沿っていれば何をやってもいいという鋼の意思そのものである。
意味もなく大量のパンダが出てきたり、めが兄ぃ(CV.諏訪部順一)のアドリブなのか台本通りなのか分からない奇行、字幕がないと何を言っているのかさっぱり分からない黄木あじみの奇行、太陽ペッパーの奇行、男子禁制のプリパラに唯一入れる美少女男子レオナ・ウェスト、などなど・・・。
というか語尾が「ダ・ヴィンチ」ってなんだよ・・・。一体何を食べればそんなキャラ設定が出てくるんだ・・・。
・ライブCGのフェチズム
プリパラのCG作成は乙部善弘さんがメインで手掛けている。
女児向けアニメのCGはすごいよと言われて大分立つが、プリパラのCGは肩と脇の描写が”””とてつもない”””といえる。
メインキャラだけではなく、ちゃん子(語尾が「ちゃんこ」)や、コスモ姉さん(口癖が「コズミック」)などのキャラも作られていて、キンプリと同時並行であったにも関わらずいい仕事だと思った。
プリパラは、曲をそこまで積極的に追ったり、同人含めイベントなどにも特に参加はしなかったが、毎週楽しみに視聴させてもらった。
ただ、個人的にはノンシュガーあたりから少し中だるみをしてしまい、あじみ先生でギャグのしきい値を上げられてしまったので、そこは考えどころだ。
アイカツプリパラ抗争はもっぱらの話題になるが、肌に合うのはアイカツ!だったということか・・・。プリパラ好きの方ごめんなさい。
アイドルタイムの方では、まず1話ということで小手調べだが、男性キャラとの絡みも含め、今後楽しみである。