読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

私の備忘録

趣味など雑感・雑記

魔法つかいプリキュア!をふりかえる


先日、魔法つかいプリキュア!のムック本を購入した。
毎年この類いの書籍は購入しているのだが、大体3月中盤になっての発刊なので、シリーズも入れ替わって大分経ち、映画も観終わっている頃なので、もうまほプリの書籍が出ることはあまりなくなるだろう。

ということで魔法つかいプリキュア!を少し振り返ってみる。

1話でOPを聴いたときに、「なんて初代っぽいんだ~」と印象を受けた。実際にそれは間違いではなかったし、ストーリーコンセプトはかなり沿っていたと思う。

作品のキャストは、
朝日奈みらい役に高橋李依さんが、(十六夜)リコ役に堀江由衣さんが、そしてサポート妖精枠モフルンに斎藤彩夏さんが抜擢された。
また、追加戦士で二人の娘(本当に娘なんです)の、はーちゃんこと花海ことは役には女神生まれ変わりと名高い早見沙織さんが選ばれた。

大型新人の高橋さんと、人を超え永遠に17歳を生きる堀江さん、長年の担当作品ジュエペから移籍?してきた斎藤さん、透明感のある声で人々を魅了する早見さんのバランスは終始安定していた。

声優という観点からしてみて、魔法つかいプリキュア!の作品内のキャラクターと声優さんの重なりがとても印象的だった。
というのも、今作ではプリキュアは大義名分を掲げて世界を救うという最近の風潮とは異なり、プリキュアを中心として局所的にストーリーが進んでいく。その分、関係性というより、キャラにスポットライトが当たることが多めで、キャストにキャラが憑依しているかのように思えた。

プリキュアは原作のないオリジナル作品なので、キャラがキャストに、キャストがキャラに憑依するような印象は毎年受けているが、特にそれを強く感じた1年だった。

キャラクター
モフルンはぬいぐるみでありながら、従来のサポート妖精ポジション。斬新なアイデアだけど、ぬいぐるみをお友達にする子供たちにはウケがよかっただろうし、モフルンを主役にした映画も申し分なかった。
はーちゃんは、成長要素を持って登場したが、物語後半では追加戦士としてプリキュアになる。
異世界・異存在だけど、みらリコの娘役・フェリーチェのお姉さん役など、活動の幅が広かったのが目新しかったかな?
敵は入れ替わりが多かったけど、キャラは立ってたし、キャストも豪華だったし、出番も少なすぎずでいい塩梅だったと思う。和解エンドが基本的にナシだし、初代オマージュがみてとれた。

次にストーリーから。
今作のプリキュアさんは、みんなで楽しくやっているところに敵が襲ってくるのを迎撃するスタイルが主だった。
つまり、世界のメインストーリーにプリキュアが関わる必要がほとんどない。逆にこれは、考察の余韻を残しているという一興で、完全に説明されていない事象が多くすることで世界の広がりが表れているのだなぁ、と思った。最終回がまさにそれ。

テーマについて、手を繋ぐということが視覚的・人間関係的に多岐にわたっていた。
変身するときはモフルンを介して手を繋ぐし、手を繋ぐ=関係を繋ぐ、という人の輪の繋がりも過不足ないものだった。
これはまさしく、「プリキュアを話題にして友達になれる」作品意図そのもの。

ざっと振り返ってこんなものでしょうか、まだ触れてない点もありますけど、1回箸休めということで。