私の備忘録

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仮面ライダー龍騎を完走しました

仮面ライダー龍騎を完走しました。

 

感想をつらつらと。

 

※筆者のライダー歴は、鎧武~、W後半~オーズ、電王、アマゾンズ1期、ファイズ最後の方以外、ライダーの主題歌はよく聴いている(テンション上がるので)程度なので、多少は許してください。

 

 

1. 仮面ライダー龍騎とは

 

2002年に放送された平成ライダーシリーズ3作目。クウガ・アギトに続いたこの作品は、とても子供向けと思えない内容で、良くも悪くも今後の仮面ライダーの流れを作ったとさえ言われている不朽の名作である。

 

なぜ試聴したのかというと、AmazonPrimeの会員特典で平成ライダーがウィザードまで見放題だったからである。

 

スマートフォンの専用アプリで事前に端末にDLし、ストリーミング再生なしで高画質で試聴できるなど、結構使い勝手がよく、他にも現行で放送されているアニメや、数年前の作品や映画などが試聴できたからである。

 

現在は残念ながら無料で試聴できる平成ライダー作品は減ってしまったが、私は電王・アマゾンズ1期と試聴して、次に龍騎を試聴することに決めた。決してニコニコでオーズがやっているので、やすこにゃん繋がりで観たわけじゃないぞ!

 

試聴する前のこの作品の印象は、最終回前に主人公が死ぬ、ライダーは13人出ていない、小林靖子という邪悪、アニメ版(※そんなものはない)、などなどであったが、結果から言ってとても満足した。

 

2. キャラクター雑感

 

仮面ライダー龍騎は、これまでの昭和ライダーの複眼フォルムを踏襲したクウガ・アギトから一転して、とても“仮面ライダー”らしからぬデザインをしている。

 

「これ、めちゃかっこええやん・・・」。第一印象である。筆者は平静ライダー2期の突飛なデザインから触れたので、龍騎や剣のような厨二心をくすぐられるようなデザインに惚れた。

子供のとき観ていたら、〇〇ベントとか変身ポーズとか練習しちゃってたレベルである。

 

俳優もかっこいい、というか今のライダー作品に全く見劣りしない、というのは失礼かな?

最初、ヒロインがかわいくないだの演技が拙いだのツイッターでの意見を散見していたが、そういうのを温かい目で見るのがお約束なのであまり気にはならなかったし、ヒロインは令子さんなので問題ない。

 

主人公格の真司/龍騎・蓮/ナイトの熱血・冷血コンビや、かっこつけたがりの北岡/ゾル(と彼に心酔する吾郎ちゃん)、浅倉の演技と王蛇のアクション。

 

ライダーバトルは主に彼らを中心に展開していくのだけれども、ライダーバトルを繰り返していく彼らには、友情ともとれない奇妙な腐れ縁のようなものが芽生えていって、その過程と、それありきの49話・最終話が最高にアツい。

 

私が仮面ライダー龍騎で最も好きになったのは、この関係の成立過程で、だいたい12話~24話くらいに相当する部分かな?

 

龍騎はとしきくんの夏のクソ回までも、そのキャラクターたちのおかげで最高に楽しかった、電車の中で観られなかったし、49話の真司くんと蓮の演技は本気で涙が浮かんだ。こちらも電車の中では観られなかった。

 

北岡が好きすぎるんだよなぁ・・・。役者の身長高いし・・・。

 

3. ストーリー

 

偶然デッキを手にしたジャーナリストの卵、城戸信真司はなりゆきでモンスターを倒し、そのまま勝てば願いが叶うという12人のライダーバトルに巻き込まれる。というのがおおむねな流れ。

 

メインはやすこにゃん、サブライターは井上敏樹御大で箸休め回を担当している(か?)

後半は当時のオタク、話は変わりますが当時の仮面ライダーオタクっていうか特撮オタクって結構“めんどくさい”分類と思っていて、ストーリーに整合性がないだので発狂しているイメージがあるんですが、解釈は個人に任せる的な最後の締めが投げやりだとか、後半の脚本で伏線を張るだけ張って回収しないだとか、仮面ライダー13人出すといって出せなかった、だとか色々ありますが、

 

はっきり言って、ストーリー、そんなに破綻はしてなくね?

 

っていう印象(私がまだ若輩者なのだからかもしれません)

 

確かに批判的になる気持ちも分かるが、子供向け番組なので大人の事情もあるだろうし、映画で補完もできるので、そこは時代に合った楽しみ方もあるのかなぁといったところ。

ただ、当時毎週楽しみに試聴していたファンならブチ切れてるのも分かる・・・っていうのがめんどくさいいオタクみ感想。

 

確かに夏のクソ回から後半タイガが登場したあたりは中だるみだったかも。でもインペラー関連は胸糞良回で、その後の激戦にうまく勢いが保てたし、前半戦は文句なしだったと思う。

 

個人的にはストーリーだけでなく、キャラクターや役者、挿入歌、サントラなど総合的な評価をしてしまうタイプなので、ストーリーは難解ながらもとてもダークで見応えがあった。

 

ただ、神崎兄妹とかは結構解釈が難しいなぁという。EDタイムリープから脱した世界線とか、ミラーワールドの存在定義とか。

 

4. その他

 

このブログの趣旨は雑記・雑感なのでうまくまとまってないんですが。

 

・挿入歌。めっちゃテンション上がる。電王・龍騎と見続けてきたので、どっちも挿入歌がいい曲という評価は高い。Revolutionが流れると、「物語も後半だなぁ」とサバイブ同士の戦闘シーンにジーンときたり。

 

・49話。人によって印象は変わると思いますが、特に感銘を受けました。

龍騎サバイブが戦っているとき、アクタースーツの背中がボドボドなんですね。タイガのファイナルベントとかでこんなにボロボロになって、内容と相まってもう涙ですね。

戦闘後の真司くんと蓮のやりとりがもう最高潮ですたい。男泣きしますわこんなん。

 

・50話。北岡が寿命を全うし、ゾルダとして戦死する吾郎ちゃん、願いを叶えられなかったけど人生を満足に過ごした北岡と、因縁の相手と遂に決着が着けられずに不本意のまま射殺される浅倉との対比が最高。誰も幸せになれない・・・。

 

あまりにハマりすぎて、鏡に向かっていい歳こいてるのに変身ポーズ練習してしまっている・・・。キモすぎる・・・。

 

次は何の作品を試聴しようかなーってところで、アマゾンズ2期がこちらを覗いている・・・。前クールでも賭ケグルイ視聴していたので、小林靖子から逃れられない・・・。