私の備忘録

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アイカツスターズ!を1年振り返って

 

ついこの前、アイカツスターズ!が50話の放送を終了し、この春新シリーズの星のツバサ編がスタートした。

これで、アイカツ!からつながったバトンは4年半もの時間をわたって受け継がれていることになる。

おしゃもじをマイクに変えた彼女の意思は、キャラや世界が変わっても続いているが、節目のときなので、ざっと1年を振り返ってもたいと思う。

 

アイカツスターズ!は、前作アイカツ!の3年半の放送の後の作品であり、佐藤監督が言うには「甲子園出場が初めから期待されている」作品だったという。

諸スタッフがガラリと変わり、概してアイカツ!の優しい世界の描写より、競い合うことでの悩みや残酷な心情が描かれていた印象があった。近年で夢をテーマにする児童向けアニメのお話は多いが、アイドル活動を通じて一つしかない椅子を競い合うのは観ていて楽しくも辛くもあった。

 

アイカツスターズ!前半では、おおよそ1クールでキャラ紹介・2クールで掘り下げ、後半では小春ちゃん・リリィ先輩・「力」の話などキャラ展開や、成長の最終形を描いていた。

 

50話観た雑感として、「伝統を重んじるのも大事、伝統を発展させていくのも大事」という白銀リリィ先輩の発言を以て代えさせていただきたい。(彼女はこの発言の後にチェンソーでモミの木を伐採している。これもまた斧に対するアイカツスターズ!の解答なのだろう←???)

 

S4を志すに伴うアイカツ!特有の引き分け対策や、不遇キャラもあまりいなかったし、それに加えてM4という男性キャラの導入など、まさしく温故知新の考えである。

 

物議を醸した劇場版アイカツスターズ!が夏に公開されてから本編は山場を迎えていて、小春ちゃんが渡して精神的支柱が細ったゆめちゃんが”力”のことで悩んでいること、自信家なローラちゃんが結果に対して大いに悩むこと、特にここらへんは1年を通して丁寧に伏線を張られていたので濃密だった。というかすごくヒヤヒヤしながらライブパートを試聴していた。毎回寝不足と相まって泣きそうになっていた。

 

もともと1年のプロットで”力”のお話し関連を片付けたおかげで、2年目にうまくつなげられたと思った。

 

「つかめ!アイドル一番星☆」のキャッチコピー通り、S4の座についたゆめちゃんだけど、個人的にはあまりS4になってほしくなかったというか・・・。嬉しいんですけど、成長速度が速すぎるというか、初期メンバー5人のうち3人がS4(S4を上回ったのは真昼ちゃんだけだけど)っていうのはメンバー的に貫禄がないというか・・・。

 

まぁアイドル活動においてS4はゴールではないので、やっぱり成長は素直に感動的でした。キャラクター・声優・歌唱担当のAIKATSU☆STARS!の皆さん・ライブパートのCG、全員が1年を通して成長していったので、やはりアイカツは最高だな、というおはなし。

ラジカツスターズ!52話を試聴しました。

 

MFから一段落した52話は、かな・りえコンビの収録でした。MF終わりの収録ではないで内容にはまだノータッチですが。

 

2人はみつばちのキス(ローラ・真昼ver)つながりで、今週の挿入歌でも使われました。歌唱担当の2人は声質に色気があるので、せなりえverとはまたなかなか違う趣があります。

 

ED後のFrom AIKATSU☆STARS!では、りえさんがスミレちゃんの歌唱担当となったことについて触れられていました。りえさんが筐体で遊んでいる姿…まぁ劇場版アイカツスターズ!特番で地上波で流れてましたけど笑

 

40分弱の収録なので、今週も聴き逃さないように気を付けましょう。

魔法つかいプリキュア!をふりかえる


先日、魔法つかいプリキュア!のムック本を購入した。
毎年この類いの書籍は購入しているのだが、大体3月中盤になっての発刊なので、シリーズも入れ替わって大分経ち、映画も観終わっている頃なので、もうまほプリの書籍が出ることはあまりなくなるだろう。

ということで魔法つかいプリキュア!を少し振り返ってみる。

1話でOPを聴いたときに、「なんて初代っぽいんだ~」と印象を受けた。実際にそれは間違いではなかったし、ストーリーコンセプトはかなり沿っていたと思う。

作品のキャストは、
朝日奈みらい役に高橋李依さんが、(十六夜)リコ役に堀江由衣さんが、そしてサポート妖精枠モフルンに斎藤彩夏さんが抜擢された。
また、追加戦士で二人の娘(本当に娘なんです)の、はーちゃんこと花海ことは役には女神生まれ変わりと名高い早見沙織さんが選ばれた。

大型新人の高橋さんと、人を超え永遠に17歳を生きる堀江さん、長年の担当作品ジュエペから移籍?してきた斎藤さん、透明感のある声で人々を魅了する早見さんのバランスは終始安定していた。

声優という観点からしてみて、魔法つかいプリキュア!の作品内のキャラクターと声優さんの重なりがとても印象的だった。
というのも、今作ではプリキュアは大義名分を掲げて世界を救うという最近の風潮とは異なり、プリキュアを中心として局所的にストーリーが進んでいく。その分、関係性というより、キャラにスポットライトが当たることが多めで、キャストにキャラが憑依しているかのように思えた。

プリキュアは原作のないオリジナル作品なので、キャラがキャストに、キャストがキャラに憑依するような印象は毎年受けているが、特にそれを強く感じた1年だった。

キャラクター
モフルンはぬいぐるみでありながら、従来のサポート妖精ポジション。斬新なアイデアだけど、ぬいぐるみをお友達にする子供たちにはウケがよかっただろうし、モフルンを主役にした映画も申し分なかった。
はーちゃんは、成長要素を持って登場したが、物語後半では追加戦士としてプリキュアになる。
異世界・異存在だけど、みらリコの娘役・フェリーチェのお姉さん役など、活動の幅が広かったのが目新しかったかな?
敵は入れ替わりが多かったけど、キャラは立ってたし、キャストも豪華だったし、出番も少なすぎずでいい塩梅だったと思う。和解エンドが基本的にナシだし、初代オマージュがみてとれた。

次にストーリーから。
今作のプリキュアさんは、みんなで楽しくやっているところに敵が襲ってくるのを迎撃するスタイルが主だった。
つまり、世界のメインストーリーにプリキュアが関わる必要がほとんどない。逆にこれは、考察の余韻を残しているという一興で、完全に説明されていない事象が多くすることで世界の広がりが表れているのだなぁ、と思った。最終回がまさにそれ。

テーマについて、手を繋ぐということが視覚的・人間関係的に多岐にわたっていた。
変身するときはモフルンを介して手を繋ぐし、手を繋ぐ=関係を繋ぐ、という人の輪の繋がりも過不足ないものだった。
これはまさしく、「プリキュアを話題にして友達になれる」作品意図そのもの。

ざっと振り返ってこんなものでしょうか、まだ触れてない点もありますけど、1回箸休めということで。

まほプリとフォトカツ!の書籍購入

 

本日は時間がなくて買い逃していた、

 

魔法つかいプリキュア!オフィシャルコンプリートブッ

魔法つかいプリキュア! オフィシャルコンプリートブック (Gakken Mook)

魔法つかいプリキュア! オフィシャルコンプリートブック (Gakken Mook)

  • 作者: アニメディア編集部
  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2017/03/18
  • メディア: ムック 

 

 

アイカツ!フォトonステージ‼イラストコレクション 

 

アイカツ! フォトonステージ! ! イラストコレクション

アイカツ! フォトonステージ! ! イラストコレクション

  • 作者: アニメディア編集部
  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2017/03/28
  • メディア: 単行本 

 を購入しました。

 

まほプリのムック本はスマイルの頃から買い続けている類のものですが、

今回の作品はかなり好きになったものなので、キャスト声優さんのコメンタリーで涙を浮かべながら読んでいました。あと、ドリームスターズの宮本浩史さんの「ストライク!」の下り何度目笑

ほんの一年前の作品ですが、あんなこともあったなぁ…と散見しました。ちょくちょく読み進めていこうと思います。

 

フォトカツ!の書籍は、前回のものと違いイラストオンリーの掲載みたいです。それはそれで味気ないですが、全部のフォトをゲームで集められないので、こういう図鑑のような形式で眺めるのは楽しいですね。これも時間があれば読んでいきたいなぁ。